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〜偏差値30からの医学部合格〜

医学部受験ニュース

ハンガリー国立医学部に進学した生徒の話

去る5/24(土)にハンガリー国立大学医学部の説明会に参加して来ました。

 

ハンガリー国立大学医学部の概要について知りたい場合は、事務局が開催する説明会に参加するのが一番早いと思います。

 

今が説明会のハイシーズンです。この先、6月~8月にかけて東京・大阪・オンラインで開催されますので興味のある方は参加してみて下さい。質疑応答を含め、3時間ほどかけてしっかりと概要を掴むことが出来ます。「3時間」と聞くと長いと感じるかもしれませんが、知らない情報も多く私は飽きませんでした。

 

① 事務局の公式の説明

② 実際に行った人から直接話を聞く

 

この2つを組み合わせて行きましょう。海外医学部は2次情報が多く、噂話が成立しやすい領域です。しっかりと1次情報を取りに行って下さい。

 

さて、メディセンスでは2年前にハンガリーのセンメルワイス大学に合格者を送り出しています。彼女の経歴をご紹介すると、

 

早稲田大学の付属高校卒

→早稲田大学国際教養学部3年時からメディセンスに通学

→4年次の秋口に一次審査に合格

 

彼女はもともと海外志向が強く、高校と大学でそれぞれ留学経験があります。保護者様は医師でしたが、自身が医師になることを考え出したのは大学3年になってから。

 

① 数学に苦手意識はなかったが点数にはなりにくかった。今から医学部合格レベルに持って行くのに必要な時間は不透明

② 理科は初学に近い

③ そもそも海外志向が強い

 

ということから、海外医学部に的に絞ることになりました。国内では東海大の「展学のススメ」や帝京大学なども視野に入っていましたが、様々な角度から検討した結果、海外医学部に落ち着いた形です。ハンガリーは事務局が日本に開設されて約20年経ちます。チェコなど他の国と比べても一日の長があり、帰国後のサポートも充実していることが決め手になりました

 

ハンガリー医学部に数学は不要です。メディセンスでは理科(化学・生物)の勉強を一から進めて行きました。10か月ほど勉強して一次審査に合格。彼女は結局、予備コースを飛び越えて本コースに進むことになりました。

 

日本人の場合、ハンガリーは6年で卒業できる人は少数派のようです。

 

事務局の説明会でも「力量不足の人が医師になってしまったら大変なことになりますよね?医師になるために必要な修行の量は、日本もハンガリーも同じ。ただし、日本は入学するのが一番大変。ハンガリーでは入学後の1~3年次が大変。医師になるにはどこかのタイミングで試練が来ます」と仰っていました

 

ハンガリー医学部では教養科目がなく、1年次から解剖学を学びます。「1年だからちょっとラク」ということはありません。1年次→2年次の進級率は7割台後半だと(事務局からの情報です)。

 

仮に、1→2年、2→3年、3→4年の進級率が全て80%だとすると、ストレートに4年生に進級する生徒は51.2%になります(0.8×0.8×0.8)。4年次以降はグッと楽になって進級率も上がる、とのことですが、適性がない学生は4年生になる前に「淘汰」されるのだと思います。

 

彼女は英語が得意ですし、大学時代のゼミの先生はスペイン人、ゼミ仲間もみな留学生で、異文化コミュニケーションには問題ないと思います。見事6年で卒業し、日本で国試を突破する事を期待していています。

 

なおメディセンスでは「ハンガリー医学部に行ったが結局帰国」した生徒さんが通っていたこともあります。メディセンス本科生を経由して、今は日大医学部に通っています。

 

日本にせよ海外にせよ、正確な情報と、それに基づいた戦略が医学部合格には重要です。海外医学部に向けて理科を強化したい‼という生徒さんも是非お問い合わせ下さい

 

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