医学部予備校メディセンスの垣本です。
皆さんは、現時点で偏差値30台40台の方でどう勉強したらよいか分からない方と偏差値60台の方で医学部に合格できず毎年浪人を繰り返してしまっている方、どちらが医学部受験において有利だと思いますか？
もちろん偏差値の数値だけ見ると後者が圧倒的に有利だと言えます。
しかし実は、ある側面から考えると、偏差値30台40台の方が偏差値60台より有利だと言えるのです。
今回は、その理由についてご説明していきたいと思います。

①しっかりした基礎を一から積み重ねることができる

医学部受験で最も大切なことは、確実に基礎を積み重ねていくことです。
医学部受験は難しいという先入観から、医学部受験勉強を始めるに当たって、応用問題ばかり解く方がたまにいらっしゃいます。
しかしこのやり方では実は成績UPにはつながりません。
実は難しい内容が問われる医学部受験だからこそ、教科書の例題や基本問題を確実にすることがとても大切なのです。
難しい問題が解けるようになるには、基礎が確実に徹底されることの積み重ねが何よりにも大切です。

偏差値60台の方は、仮に基礎の一部が実は徹底されていなかったとしても、自己流で適度に問題が解けてしまっています。
そのため、自分がこれ以上成績が伸びない理由が基礎にあると気付きにくいです。
その結果、なぜかあと一歩のところで合格につながらず、浪人を繰り返してしまうことが多いのです。
その一方で、偏差値30台40台の方は、一般的に基礎ができていない自覚があることが多いため、一から謙虚に基礎を積み重ねていきます。
自己流でごまかさず、確実に正しい基礎を積み重ねていくと、難易度が上がっても対処しやすいです。
応用問題でつまづいたとしても、すぐにその原因が基礎にあることがわかり、基礎に戻って復習することができます。
このため、偏差値30台40台の方は、偏差値60の方と比べ、まっさらな状態からのスタートのためむしろ吸収しやすく有利だと考えられます。

②努力した分だけ成果が上がりやすいためモチベーションが維持しやすい

2つ目はモチベーションの問題です。
偏差値30台40台の方は、医学部合格までの伸びしろが非常に大きいです。
偏差値60台の方と同じ勉強をし、同じ模試を受験し続けると考えると、その伸び率によるモチベーションの違いは容易に想像出来るかと思います。
もちろん偏差値30台40台の方は60台の方と比べ、相当な努力が必要です。
しかし1年という長い医学部受験生活の中で、モチベーションの維持は鍵となってきます。
この側面から考えても、偏差値30台40台の方の方が有利だと考えられます。

しかしそうは言っても努力で補わないといけない部分があまりに多いため、医学部受験合格はかなり難しいことには変わりありません。
メディセンスではそんな偏差値30台40台の方を対象にした、無料プログラムを立ち上げました。

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