ずばり、不利にはなりません。
ただし、現役生と同水準の点数だった場合、合格切符は現役生に行くと考えるべきです。年齢が高ければ高いほど、正規合格ライン(近く)まで点数を取らなければならなりません。
これを「不利」「差別」と呼ぶことも出来ますが、かつての東医や順天のように「現役男子は一律で〇〇点加点」といったシステムをとる大学は今はないはずで、その意味で、昔のような不利益を被ることはありません。
一方で、上位校では多浪生の割合が少ないのも事実です。
2浪以上の入学者の割合が少ない大学をランキングすると、
1位 順天堂 2.6%(総合格者)
2位 慶應義塾 3.6%(入学許可者)
3位 日本医科 11.1%
4位 自治医科 11.4%
5位 東京慈恵会13.3%
6位 国際医療 15.9%
(*2024春)
これだけ見ると「上位校は多浪が不利」に見えますが、必ずしもそうではありません。
厳然たる事実として、勉強の素質は小学校時代には顕在化します。
素質がある子が中学受験で進学校に入る
→そのままハイレベルな中高一貫校で勉強し続ける
これが御三家や順天に合格する受験生の典型パターンであり、多浪した生徒さんが彼らを点数で上回ることは現実問題として難しいのだと思います。
つまり、不利や差別ではなく、点数で現役一浪に負けてしまうのが上位校です。
とはいえ、多浪生も諦める必要はありません。慈恵などは一時期「3浪以上はとらない」などと言われていましたが、2024年は3浪が3名、4浪以上も3名入学しています。入試の公正確保に向けた施策も打ち出しており、コネ入学などあり得ないという印象を受けます。
点数さえ取れれば年齢に関係なく受かります。目標は高く頑張りましょう。
メディセンスでは、期の途中でも若干名、募集しています。
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メディセンス職員一同、あなたの受験を応援しています。
代表取締役 垣本真吾
略歴:灘高等学校、東京大学卒業
父は元大手予備校講師、兄は医師