2018年の医学部不正入試発覚以来、年齢差別をする大学は(表向き)無くなっています。それに伴ってか、医学部を再受験する方も増加傾向にあります。実際、メディセンスでは30代の合格者も輩出しており、
33歳再受験生→川崎医科大学
32歳純粋浪人→東京医科大学
といった実績もあります。
今回は多浪生・再受験生に寛容な私立医学部を紹介します。
まずは3浪以上の入学者の割合が多い医学部を紹介します(2024春入学者)。
1位 金沢医科大学 33.3%
2位 岩手医科大学 29.2%
3位 聖マリアンナ医科大学 24.8%
4位 久留米大学 22.6%
5位 日本大学 20.0%
6位 藤田医科大学 19.2%
上記の大学は年齢差別をしない大学と思って間違いありません。
1位の金沢医科大学(前期)は、2次に170点の配点が振られています(小論文60点/面接・調査書110点)。1次が350点満点であることを考えると「2次試験重視」なので多浪生に不利か…と思いきや、そうでもありません。メディセンスからも6浪男子の合格実績があります。
岩手医科は10浪生が、聖マリアンナ医科大学は7浪生が2人合格しており、年齢差別はないと言えます。
ただし、現役生と同水準の点数だった場合、合格切符は現役生に行くと考えるべきです。多浪生は正規合格ライン(近く)まで点数を取らなければならない、と肝に銘じておきましょう。