引き続き、
「文系の学部を卒業した再受験生が最短で医学部に合格するには??」
というテーマでお伝えします。
前回は、帝京の3科目入試についてお伝えしました。今回も、一般入試で科目数が少ない大学をご紹介します。
【東海大学】
帝京と同様、3科目入試です。理科は1科目のみ。また、数学はⅠAⅡBCまで。つまり数Ⅲが不要です。
「ⅠAⅡBCのみ」と「Ⅲまで必要」では、必要な時間が大幅に異なります。Ⅲまでやると2倍近くの時間が必要と思っておくと良いでしょう。
東海は、英語・数学(しかもⅠAⅡBCまで)・理科の3教科受験が可能なので、文系出身者にとっては魅力的と言えるでしょう。数学を頑張って仕上げられそうなら、帝京も(国語ではなく)数学で受験でき、合格可能性を高められます。
【昭和Ⅰ期】
数学の代わりに国語でも受験できます。つまり、
「英語・国語・理科2科目」という受験が可能です。ただし、帝京の一般入試と同様「国語は点数が安定しにくい」という問題が発生します。帝京ならば3日間受験できるので、3日間のうち「国語が突出して出来た日」を作れれば合格が見えて来ますが、昭和Ⅰ期は一発勝負なので確率は低くなります。
「理科2科目」を仕上げるのも決して楽ではないので、昭和を国語受験する(≒理科は2科目仕上げる)よりも、数学と理科1科目を頑張って、帝京で「英・数・理科1科目」に挑む方が確実性が高いと考えます。
「昭和に向けて理科2科目を仕上げる」よりも「帝京に向けて数学と理科1科目を仕上げる」方がまだ確率は高いということです。そもそも昭和と帝京では合格難易度にかなりの差があるので「1年でも早く医学部に」という観点からすると帝京に的を絞ることを勧めます。実際、帝京の試験会場には社会人経験アリと思しき受験生が沢山いるようです。
【金沢医科後期】
2科目受験が可能です。英語・数学(ⅠAⅡBC)の2教科。数Ⅲは出題されません。理科なしで受験できるのですから、「高校時代、数学は好きだった」「経済学部を数学受験した」方にはお勧めです。なお金沢医科の後期は実質倍率が100倍近くになるという狭き門ですが、層としては「前期で不合格だった受験生」の集まりであり、倍率でビビっては行けません。具体的には、
英語80点
数学60点
トータル140点で一次は確実に通ります。ただ、再受験生が最終合格切符をつかむには正規合格ラインを目指すべきで、できれば150点欲しい。全統記述模試で英語の偏差値70強、数学は60強を確保して、かつ金沢医科向けの対策をみっちりと詰めば150点が見えて来ます。
以上、文系出身者が一般入試で再受験を目指す場合、「帝京・東海・昭和Ⅰ期・金沢医科後期」が、科目数が少ないという点で有力候補だという話をしました。
この先、「一般入試以外の入試方式(≒総合型入試など)で医学部突破を目指す方法」もアップして行きますが、基本は「一般入試での突破」を目指すことを勧めます。「一般入試以外」の場合、ペーパーテスト以外の要素(≒自分の努力ではどうにもできない要素)の比重も高くなって来るためです。こちら、次回以降の記事でお伝えいたします。
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