メディセンス公式ブログ

〜偏差値30からの医学部合格〜

二次試験(小論文・面接対策)

面接で緊張しない受験生になる方法(本質論)

前回の記事では「伝え方(How)」よりも「中身(What:何を伝えるか)」の方が重要、とお伝えしました。

 

そうお伝えする大きな理由の一つは、「伝え方ばかりを気にすると緊張するから」です。

 

ただでさえ、人生がかかった面接では緊張します。しかも「伝え方の対策」は終わりがなく、常に不完全な状態で面接に挑むことになります。その状況下でうまく話そうとすれば、自分の準備不足、あるいは不測の質問ばかりに意識が及び、不安は増幅するでしょう。その不安が本番で最も恐ろしい敵である「緊張」を呼び込んでしまいます。

 

医学部に行きたい気持ちが強ければ強いほど、手に汗をかき、脳も口も回らず、質問自体を把握できないような状態に陥ります。普段の会話は難なくこなせる受験生であっても、緊張で頭が真っ白になりうる。その状態を第一に避けなければなりません。

 

その為には準備が重要です。ただし準備と言っても、想定問答集を作って、面接担当者からどんな質問が来ても返せるように練習する事ではありません。やるべきことは、自分自身のキャラクターを予め設計しておくことです。その準備ができれば「上手に話そうとしなくてもOK」の状態になります。不安や気負いがなくなって、緊張から解放され、まさに中身で勝負という軸に意識を集中できるようになります。自分という人間が、腹の底から信じているのと同じことを、率直に伝えるだけで良くなるのです。

 

自分が定まっていれば、相手によって内容そのものを大きくコロコロ変える必要もありません

 

「自分の軸なんて18歳の時点で分かる訳がない」とあきらめないで下さい。自分が何者であって、どんな特徴があって、どんな時に幸せを感じるのか。どんな風に仕事をして、どのような人生を送りたいのか。そういったことを日本の学校教育は考えさせません。もちろん塾でも扱わない領域なので、受験生は考えたことがないだけです。

 

「人生経験が少ないから考えても分からない」という考え方にも賛同しかねます。むしろ、ちゃんと考えていないから経験に踏み出せないのです。真剣に考えれば、普通の18歳は「自分には経験が少ない。だから自分のことを知るためのデータが少ない」と気付くはずです。気付きさえすれば、主体的に経験を重ねるようになります。病院ボランティアでも救命救急の講習でもいい。現役生なら部活への取り組み方を変えるでも良いでしょう。行動すれば、何かを感じます。感じれば自分の言葉で語れるようになります。

 

「学科の勉強で忙しい」という事情も分かりますが、二次対策にも目を向ける事で、学科の勉強の質も上がります。

 

キレイすぎる正論に聞こえるかもしれませんが、まずは本質を考えましょう。なぜ医学部が面接をするのか。医学部の先生方はどんな学生を欲しているのか。それを真剣に考えれば、「伝え方(How)」よりも「中身(What:何を伝えるか)」の方が重要」、という話は納得して頂けるのではないかと思います。そして本質をつく努力を重ねれば、面接には緊張せずに臨めます。

 

もちろん、「中身をしっかり作る」ことは簡単ではありません。便利なマニュアルもありません。メディセンスのコーチング面談を通じて一つ一つ構築して行きましょう。

 

 

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