「医学部の面接対策」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
「伝え方(How)」の訓練を想起する方が多いと思いますが、今回はそれに異議を唱えたいと思います。
「伝え方(How)」よりも「中身(What:何を伝えるか)」の方が重要です。
話し方の巧拙よりも、話す内容こそが受験生の価値を決定することを忘れてはいけません。伝え方は、中身があって初めて価値を持ちます。中身のない話をどんなに飾り立てても、相手に届きません。
ということは、事前準備で集中することも「どう話すか」ではなく「何を話すか」です。それが本筋です。
実際の医学部受験生は学科の勉強に可処分時間の9割以上を割いています。二次対策に割く時間は少なく、場合によっては「一次合格後に慌てて面接対策をする」受験生もいることでしょう。その場合は「伝え方(How)」にフォーカスせざるを得ないのが実情ですが、本来のあり方を忘れてはいけません。
「誰に伝えるのか(Who)→何を伝えるのか(What)→どう伝えるのか(How)」の順番で考えるのが正しいのです。しかし実際には、Whatをロクに考えていないのにHowばかりを気を取られる受験生が少なくありません。Howで悩む原因は、Whatが弱いことがとほんどです。内容が弱いから、伝え方で悩む羽目になっているのです。
内容さえしっかりしていれば、それを自分の言葉で一生懸命に伝えるだけで良いのです。話し方に特別なテクニックは要りません。面接官は、受験生がどんな人間かを知りたくてそこに座っています。そして、多少の違いはあるにせよ、どの医学部にとっても欲しい人間の中身には共通点が多い。芯になる部分は同じです。
この点を抑えた上で準備をしておくと、本番で緊張しなくなります。実は、2次の面接で最も恐ろしいのが緊張から来る自滅です。この話、次に続きます。
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