医学部予備校メディセンスの垣本です。
今回は新学期が始まった今から始めるべき、スランプを予防する対策方法についてご説明していきたいと思います。
ぜひ最後まで読んで参考にしていただけたら幸いです。

まずスランプとは、一時的に調子が振るわなくなる様子のことです。
長い道のりである医学部受験浪人生ではよく起こりうる現象であり、その期間は1か月~長い人で2年ほどかかる人もいます。
その期間はどんなに勉強を頑張っても、なぜか成績の伸びがそれに見合わず、空回りしてしまうため精神的にとても辛いです。

スランプは夏休み明け秋以降から陥る方が多いです。これは一体なぜなのでしょうか？
これは成績が伸びるメカニズムを考えると至極当たり前だと考えられます。
勉強を頑張り出した新学期から夏休みまでは、これまでより勉強時間も質も向上するため、頑張りが成績へ反映されやすいです。
しかし成績は高レベルになればなるほど、偏差値1を伸ばすことが困難になってきます。
このことから、夏休み明け以降成績が急に伸び悩みスランプに陥る方が多いのです。

スランプに陥るということ自体は、成績が上がった証拠であるため悪いことではありません。
しかし問題なのは、スランプが長引き、受験自体をやめたくなってしまう精神状態に陥ることです。
それを避けるためには、あらかじめスランプに陥るということを予期しておくことが有効です。
スランプに陥ることを理解した上でスランプに陥るのと、全く予期せず陥るのとでは、その長引く期間に大きな差が生まれます。
しっかり今から対策を練り、スランプ期間を短縮させましょう。

①まずはスランプに陥りやすい時期を知る

先ほども述べましたが、”知る”ことだけでもスランプの期間を短くするのに効果的になります。
秋以降はスランプに陥る可能性がある、ということをしっかり理解し、今勉強に集中するようにしましょう。

②これまでの人生でスランプに陥った時のことを振り返る

あなたはこれまでの人生でスランプに陥ったことはありますか？
スランプを抜け出すには人によってやり方が異なります。
どんなやり方が自分に合っているのか、というのはこれまでの自分の人生から振り返って考えてみるのが一番です。
これまでの経験から、自分がスランプに陥った時にどのように抜け出していたのかということを思い出してみましょう。

③相談できる人を用意しておく

最後に、スランプに陥った時にすぐに相談できる人を用意しておきましょう。
スランプに陥っている時は、どうしても視野が狭くなってしまいがちです。
そんな時に、信用できる第三者に冷静に現状を見てもらい、アドバイスをもらうと抜け出すスピードが加速されます。

いかがでしたか？
深いスランプに陥ってしまうとなかなか抜け出すことが困難になってしまいます。
しかし、あらかじめしっかりと予防しておくことで、秋以降スランプに陥っても抜け出しやすくなることがわかりました。
メディセンスは生徒と講師、スタッフとの距離がとても近いです。
生徒一人一人の成績状況や精神状況に少しでも変化があったら、積極的に面談をしその理由を模索し対策を一緒に練っていきます。
ですので、もしスランプに陥った場合も講師がすぐに気がつき、一緒に対策を練るため早く抜け出すことが可能です。
シビアな戦いである医学部受験、二人三脚で頑張りましょう。
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