メディセンス公式ブログ

〜偏差値30からの医学部合格〜

医学部受験ニュース

文系からの医学部再受験②(私立医学部一般入試/帝京大学編)

引き続き、

 

「文系の学部を卒業した再受験生が最短で医学部に合格するには??」

 

というテーマでお伝えします。

 

前回は、国公立の編入は多くの方にとってハードルが高い、という話をしました。

 

今回は、私立医学部に絞ります。その中でも

 

①一般入試

②一般入試以外(総合型選抜/学士入学など)

 

に分けてお伝えします。

 

まずは①の一般入試から。

 

原則的に、私立医学部の一般入試は4教科が課されます(英語、数学、理科2科目)。そして数学はⅠAⅡBだけでなくⅢまで要求されます。

 

ただし、一部の大学では少ない科目数でも受験できます。

・帝京大学

・東海大学

・昭和大学(Ⅰ期)

・金沢医科大学(後期)

 

以下、順番に説明します。

 

【帝京大学について】

帝京は、文系出身者にとって最大の難関であろう数学を回避して受験できます

 

3教科入試で、英語は必須。その他は「5教科の中から2教科を選択」します。「数学・化学・生物・物理・国語」から2教科選択するので、

 

「英語・生物・国語」で受験する文系出身者は少なくありません

 

文系出身者にとって英語と国語に抵抗はないでしょう。また「生物は文系科目」と言う生物講師もいるくらいで、生物は化学・物理に比べて数的処理は多くありません。どちらかと言えば知識を確実に詰めることが重要な科目で、ゼロスタートでも1年で合格ラインに持っていける可能性があります。

 

ただし問題があります。帝京の国語はなかなか点数が安定しないことです。共通テストの国語で常に8割を超える生徒さんであっても帝京では安定しません。受験生の側ではなく出題側の問題、という感があります。

 

また、帝京の生物でリードを作るのも難度は高めです。そもそも医学部受験の生物選択者はみな生物が好きで得意ですし、問題も決して簡単ではありません。

 

結局のところ、帝京合格者の多くは数学で点を獲っています。3日間のうち1日は「数学が簡単な日」があると言われており、そこで獲る。その際、他の2教科も取りこぼしなく獲った生徒が合格する。それが王道です。次いで「英語+理科2科目」での受験が多いようです。

 

ただし、国語選択での進学者がいない訳ではありません。一学年に数名は必ずいます

 

思うに、帝京大学は良くも悪くも事業の伸長に熱心で、受験料収入が期待できる機会(≒入試)を目一杯活用しています。平たく言えば、間口を広げてより多くの受験生を確保しようとしています。

 

仮に仕事をしながら再受験する場合、新たに学習できる科目は理科1科目のみではないでしょうか。英語と国語に加え、新たに理科を1科目学ぶ。それが「仕事をしつつ医学部合格」に挑戦する文系出身者の勝ち筋かと思います。

 

もちろん、事情が許せば仕事をせずに受験に全集中したいところです。それが可能なら可処分時間が一気に増えるので、数学や、理科2科目の勉強時間を確保できるでしょう。その場合、

 

東海大学・昭和大学(Ⅰ期)・金沢医科大学(後期)の一般入試も視野に入って来ます。

 

これらの大学については次回、お伝えします。

 

 

メディセンスでは、期の途中でも若干名、募集しています。
苦手科目だけ受講したい
とにかく今から逆転合格したい!
どんな生徒のニーズにもお応えします。
ただしいずれも枠数に限りがあります。
そのため、気になった方はぜひ公式LINEまたはお電話にてお早めにお申し込みくださいませ。
メディセンス職員一同、あなたの受験を応援しています。

医学部予備校メディセンス
代表取締役 垣本真吾
略歴:灘高等学校、東京大学卒業
父は元大手予備校講師、兄は医師

東京麹町校へのお電話はこちら
03-5211-7800

大阪天満宮校へのお電話はこちら
06-6356-8871

新潟校へのお電話はこちら
025-250-5945