「好きなように勉強できるといった雰囲気にとても好感をもって決めました。将来は患者さんと医者の間に立つ医者になりたいと思っています。」と語る、E・Mさん。
今回は、医学部予備校メディセンスでの1年の浪人生活を通じ、東京医科大学・医学部に合格した生徒の合格体験記を、講師陣との対談形式でご紹介します。
Q1: 厳しい医学部受験を乗り切り、東京医科大学・医学部に合格した今の気持ちは？
合格が決まった後に母とも話しましたが、祭りの後のような印象と言いますか。受験中は不安になったり心の中も不安定な状態でした。
受験が終わった直後は、この1年間いったい何だったんだろうなという安堵感と言うか、ふわっとした気持ちが今一番あります(笑)
Q2: 医学部を志望した動機は？
父と祖父が医者でしたので、自然に医学部を目指していました。
それ以外にも、将来仕事をするうえで一番のやりがいは、人と一番関わって一番人のためになる仕事だなと思っていたこともありました。
そして、それはやはり医師だろうなと考えるようになりました。
Q3: 予備校を選ぶうえで、メディセンスに決めた理由は何ですか？
医学部予備校を何候補か母が色々調べてくれて、3校ほど体験に行きました。最終的にメディセンスを含めて2校で悩みました。
もう1つの悩んでいた予備校は、完全個別で確かに先生にすぐ質問できる点と、個人個人にあった授業もありました。
しかし、自由さというか、やはり好きなように勉強できるといった、メディセンスの雰囲気にとても好感を持ち、最終的に決めました。
Q4: 当校での受験生生活・勉強はどうでしたか？
そうですね。今考えると、一年あっという間だったともあまり思わないのが正直なところです。
やはりそれだけたくさん勉強しましたし、辛いことも、もう数えきれないくらい泣きましたし、不安になって家族からも心配されたりしたこともありました。それでも、先生方といろいろ話したり、受験以外のこともたくさん話させてもらって、本当に1年間で人間としても成長できたなととても思いました。
勉強のスケジュールとしては、寮生活でしたので、朝は6時、7時くらいに起きて朝ご飯をしっかり食べて、9時か8時前には予備校に着くようにして、それからずっと21時まで勉強していましたね。
Q5: メディセンス講師のサポートはどうでしたか？
やはりこの予備校の一番の魅力といいますか、非常にレベルが高くて質問をしても本当にすぐ質問に答えてくれます。さらに他の色々な分野のたくさんの知識を先生方が持っているので、勉強を素直に楽しいと思えましたし、精神面でも非常にサポートしてもらえました。
やはり家族と離れていることで不安定になる事がありましたが、その精神面もサポートしてもらえたなと思います。
Q6: ご両親、ご家族のサポートはどうでしたか？
私は母と毎日電話をしていたのですが、浪人といいますとやっぱり周りには良い顔をされないと思っていました。しかし、両親や兄弟に関しては全くそういう面も出さずに、「あなたの行きたいように行けば良いし、あなたが納得する形になれば何だって良い」と言ってくれたのがとてもありがたかったと思います。
たまに実家に帰ると、普通にみんな受け入れてくれて、兄も浪人してたので、浪人での医学部受験のアドバイスもたくさん話を聞いて力になりました。
やはり家族がいなかったら乗り切れなかったと思います。
Q7: 志望校合格のポイントは何だと思いますか？
そうですね、私は医学部私立受験の最初のあたりで、岩手大学とか金沢大学については数学に少し失敗し続けて上手く行かず、その後も東京医科大学の合格まで本当に一次を滑り続けていたんですね。それでも一個受験する度に、ダメだったところを帰って復習して、やり直して次の大学を受けて、また帰ったらそこの大学でできなかったところをやり直してというのを繰り返しました。
東京医科大学の受験の時にそれがちょうど上手く行ったといいますか、今までの努力が実ったという形で合格できたと思います。
Q8: 将来の夢を教えてください。
医者になり、患者さんと医者の間に立つ医者になりたいと思っています。
患者さんの気持ちに共感して不安を取り除いたり、一方で医者として医者の言うべきことや、やるべきことの責務を果たす。そういった面で双方にとって最も幸せになるような結果に導くために、悩める医者になりたいと思っております。
Q9: 受験生に勉強方法や受験対策のアドバイスを頂けますか？
そうですね、努力してもダメなことはたくさんあるし、辛いこともたくさんあると思います。
私もセンター試験は失敗しておりまして、そのときに、努力しても報われないことがあるんだなと思いました。それは、素直に思えたことですね、私自身が。それでもやはり自分が納得して進みたいといいますか、自分が決めたことだから一番自分が後悔しないような努力をすれば、例え振るわない結果だとしても、それをまたやり直して続けることで、一番自分が幸せな形にできると思います。
